セキセイインコの育て方

セキセイインコは、小鳥の中でも特に飼いやすく、人懐っこいことで知られています。愛らしいつぶらな瞳とくるんとした曲がりくちばしが特徴で、鮮やかな色合いの羽を持つ種類がたくさんいるのも魅力のひとつです。「小鳥の中でも一番かわいい!」と思う方も多いでしょう。

その仕草はとてもユーモラスで、表情豊か。時には飼い主の言葉を覚えておしゃべりしてくれる姿も見せてくれるんです。そんな姿には、思わず笑顔になってしまうこと間違いなしです。

セキセイインコは比較的お手頃な価格でお迎えできる小鳥です。雛の場合、セールでは2000円前後で販売されていることもあります。でも、価格がどうであれ、彼らも大切な命です。飼うからには責任を持って、最後までお世話してあげることが大切です。

具体的には、毎日の食事やお水の管理、ケージの清掃、そして放鳥して一緒に遊ぶ時間も必要です。セキセイインコは単なる「見るだけのペット」ではなく、愛情を注ぎ合う存在です。管理人は熱帯魚も飼育していますが、熱帯魚が観賞魚であるのに対し、セキセイインコは「家族」そのものだと感じています。

ちなみに、セキセイインコはオーストラリア原産の鳥で、英語では「budgerigar(バジャリガー)」、短縮して「budgie(バッジー)」と呼ばれています。もしネットでより詳しい情報を探したいときは、英語で検索すると思わぬ情報に出会えるかもしれませんよ。

インコとオウムの違いも少しご紹介しますね。分類上、オウム目の下にインコ科、オウム科、ヒインコ科というグループがあります。冠羽(かんう)と呼ばれる頭の羽があるものが「オウム」で、冠羽がないものが「インコ」です。例えば、人気のあるオカメインコは実は冠羽があるのでオウムに分類されるんですよ。

セキセイインコはそのかわいらしさだけでなく、知性や豊かな感情表現でも私たちを魅了してくれます。これからセキセイインコを迎えたいと思っている方には、ぜひその素晴らしい魅力を存分に楽しんでいただければ嬉しいです。